校内研究

1.研究主題

 

考え 取り組み 振り返る 自ら学ぶ児童の育成
~体育科を中心とした単元計画の改善~

 

2.主題設定の理由

 

 28年度は、研究主題を「すすんで関わり合う中で、自ら学ぶ児童の育成~体育科の器械運動を通して~」とし、研究を進めてきた。
 関わり合いの場を設定し、よりよい関わり方のための手立てを工夫することで、児童は学習中の適切な関わり方を知ったり、運動の楽しさに触れたりし、意欲的に運動することができた。また、児童に学習の見通しや目標をもたせることで課題解決に意欲的に取り組み、自ら学ぶ力を身に付けるきっかけになることが分かってきた。
 しかし、自ら学ぶ児童の育成のために具体的にどんな力を児童に身に付けさせるとよいのかを明らかにすることは十分ではなかった。そこで、課題解決学習の流れや学び方を「千川ラーニング」として設定した。自己の課題を設定し、その解決方法を考え計画し、適宜修正を加えながら取り組み、それを振り返って次の学びに生かす、このように単元全体の学習の流れを改善することで、自ら学ぶ力の育成が図れるのではないかと考えた。
 以上のことから29年度の研究主題を「考え 取り組み 振り返る 自ら学ぶ児童の育成~体育科を中心とした単元計画の改善~」とし、学習過程における発達段階に応じた学び方を明確にするとともに、身に付けさせるための手立てを研究する。

 

3.研究仮説

 

○単元全体の学習の流れ(千川ラーニング)や学び方(自ら千川ラーニングを使って学習する力)を明確にし、児童がそれを理解して実践することができれば、自ら学ぶ児童が育つであろう。

 

4.研究の進め方

 

(1)意識調査

 28年度末に提案した「千川ラーニング」をより明確にして児童に定着させ、「自ら学ぶ児童」の育成をめざす。どの程度児童が「千川ラーニング」を理解し、身に付けているかを調査することで、主題に迫るための指導の工夫に生かす。そこで、4月中に児童がどの程度「千川ラーニング」を身に付けているか意識調査を行う。また、1学期の終わりにも同じ意識調査を行い、児童の意識変化を分析する。

 

(2)授業研究

 講師を依頼しての公開の授業研究は、1学期のうちに各学年1回行う。ただし、もう一つの学級も事前授業を行い、改善点を明らかにして授業研究に生かす。
教科等:体育(運動領域・保健領域)、千川タイム(総合的な学習の時間…オリ・パラ教育)、学級活動(食育)

 

~研究授業当日までの流れ~

 

日程 検討内容 自分の学年の日程
研究授業60日前 ・学年で素案の検討
 どの単元、どの部分を授業するのか。
※単元及び、「千川ラーニング」に関する意識調査を基にする。
 月 日
研究授業30日前 ・第一案をブロックで検討。
 当該学年の発達段階、実態を元に指導の工夫についてどのような手立てがあるか検討する。
 月 日
研究授業20日前 ・指導案検討
 作成した指導案を基に授業展開や発問、対応などについて検討する。
※授業者の分科会と研究推進委員は最低限参加する。
 月 日
研究授業15日前 ・指導案を管理職へ起案
 表記上のミス、人権への配慮を確認した上で起案する。
 月 日
研究授業2週間前 ・講師の先生へ指導案送付
 授業において悩んでいることや指導上の工夫や自分が重視していること等を手紙に書き添えておくと指導講評での学びが深まる。
 月 日
研究授業前日 ・指導案は最低限、研究授業前日の朝会までに印刷し、配布する。  月 日
研究授業当日 ・授業記録は2人で取る。
 一人は教師の授業中の対応を中心に取る。
 もう一人は児童の反応を中心に取る。
・協議会の役割分担は輪番制で行う。
 月 日
研究授業後日 ・協議会の記録整理。
・講師の先生へ学びを含めて御礼の手紙を出す。(できれば授業当日から次の日までに)
 月 日

 

≪29年度の研究について≫

 

 28年度の校内研究として以下の「千川ラーニング」を提案した。
 29年度はこの「千川ラーニング」を児童が身に付けるための手立て(学び方を学ぶ手立て)、身に付けた児童がそれを活用するための手立て(深い学びへの手立て)を考え、1学期の研究授業で検証して明らかにしていく。

 

≪千川ラーニングについて≫

 

考える (1)見通しをもつ 単元全体の内容から単元の課題を決め、単元のまとめを考える。
(2)課題を決める 自分の状態を知り、単元の課題を基に単元全体の個人の課題を設定する。
(3)学習計画を立てる 個人の課題を解決するための計画を立てる。
取り組む (4)取り組む 計画を実践し、課題解決を行う。
(個人の課題を解決するために毎時間のめあてを立てる)
最終的に課題解決ができたか確かめる。
振り返る (5)振り返る 単元全体を振り返る。(学習の進め方や計画の立て方など)

 

※単元全体の「千川ラーニング」と一時間ごとの「千川ラーニング」がある。
※単元の課題…単元全体を通した、学級全体の課題。
 個人の課題…単元の課題を基にした児童一人一人の課題。
(教科や学習内容によって単元の課題と同じになる場合もある)

 

●平成29年度研究構想図
●平成29年度校内研究予定日
●千川ラーニングについて

 

 

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更新日:2017年08月14日 11:53:42